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フェルガナ / Fergana

エリア / Area

フェルガナは、ウズベキスタン東部のフェルガナ盆地に位置するフェルガナ州最大の街です。「緑の街」と呼ばれている通り、街には運河の水路と豊かな緑に囲まれ、とても過ごしやすい街です。フェルガナは1877年に帝政ロシア軍の駐屯地としてできた街の経緯から、市内中心の帝政ロシア時代の要塞から放射線状に道が延び、ロシア風の建物も並んでいることから、「ミニ・タシケント」とも言われています。

手工芸品が有名で、陶器、木工品、アトラス、アドラス、シルクなどの織物、など多彩な手工芸品が数多く作られています。リシタンは「リシタン陶器」が特に有名で、日本でもよく見かけるウズベキスタン陶器の逸品の産地です。

シタン

フェルガナ中心部から約15km北東のリシタンは、19世紀以降、ウズベキスタンで最も陶芸が盛んな街とされ、現在数千人が陶芸関係の仕事をしています。現代リシタン陶器の第一人者として有名なリシタン陶器職人アリシェル・ナジロフを筆頭に、数多くの職人が積極的に美しいリシタン陶器を生み出しています。リシタン陶器は、コバルトブルー、青、茶色の色合いと繊細な模様が非常に美しいのが特徴です。

NORIKO学級

リシタンにある、故・大崎重勝氏が私財と投じて設立した、誰でも無償で日本語が学べる教育施設です。大崎氏の妻の名前から「NORIKO学級」と名付けられました。旅行で訪れる日本人や日本語教師のボランティアにより日本語教育を行い、ナジロフ・ガニシェル校長が運営を行っています。ここで学習する子供たちの熱心さは、日本語弁論大会などでの優勝など、輝かしい成績へと繋がっています。

マルギラン

シルクロードの要衝として栄えた古い歴史を持つ街で、シルクの産地としても有名です。ウズベキスタン国内でシルク生産量一位を誇るように、マルギランのシルク製品は歴史深さと、クオリティの高さは評価が高く、実際にマルギランの蚕から取った生糸を使った、矢がすり模様と鮮やかな色合いの織物「マルギラン・アトラス」は、マルギランの特産品です。

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