Visit Uzbekistan
ウズベキスタンの旅と文化の情報広場

ウズベクダンス / Uzbekistan Folk Dance

カルチャー / Culture

ウズベクダンスとは?

ウズベキスタンの民族舞踊は胡旋舞とも言われ旋回する表情豊かな踊りです。華やかな民族衣装に身を包み、様々な民族楽器や歌に合わせて踊られます。時に、生活の様子(刺繍や種まきや機織り)、感情(喜怒哀楽や愛情、恋心)、自然や動物などを表現します。

歴史

ホラズム、ソグディアナ、バクトリア、インド、中国、イランなどの文化も触れ合い舞踊スタイルの基礎となったと言われています。8世紀の中国の年代記から古代ソグド人支配者が歌と踊りに長けた少女を贈ったことや、「笑って入る胡姫酒の中」「胡姫の女 康居(サマルカンド)に出ず」、李白・白楽天などの詩人や多くの英雄たちを魅了し唐の長安を彩ったとされています。
9~10世紀には、動きのリズムが研究などがなされ、音楽、歌、およびダンスは宮廷舞踊として発展しました。一方で民間人のフォークダンスも存在し、収穫期・結婚式・子供の誕生といった祭事の際などにも踊ります。

ウズベキスタンの人々にとってのダンス

ナウルーズ(新年)のような大きなイベント時だけでなく、踊ることはウズベキスタンの人々の生活の一部です。結婚式やホームパーティー、野外イベントなどで音楽が流れると、老若男女問わず自然に踊りだす光景がよくみられます。皆で踊り楽しむことがとても大切にされています。

旅行中、踊ってみよう!

旅行中、皆でダンスをしているところに遭遇した場合、踊りに誘われることも多いです。
周りの人のマネをしたり、フリースタイルで身体を動かしてみましょう!
両腕を上にあげ揺らしたり、手首を回したりするのも現地流!思い切り楽しみましょう。

民族衣装

フェルガナ・ブハラ・ホラズムの3地方の踊りが特に有名で、それぞれの地方に舞踊学校がありその技術を発展させてきました。その他、サマルカンド、アンディジャン、スルハンダリア、カラカルパクなどのスタイルがあります。
伝統衣装はシルクや綿の絣織布(アトラス/アドラス)、刺繍布(スザニ)が使用され、そのデザインやカラーは多様で、ウズベキスタンの人々の暮らしを彩っています。模様やデザインは綿花や植物、ザクロ・唐辛子・太陽・星・月などで、それぞれ作り手の思いや魔除け・子孫繁栄や幸せへの願いが込められています。

それぞれの地方の特徴と衣装

フェルガナスタイル

ウズベキスタン舞踊の元とされるフェルガナの踊りは、非常に叙情的・優雅で繊細、柔軟な手の動きが特徴です。高速回転でダンスのゆったりとした流れにアクセントが加わります。チャパンと呼ばれる羽織り、内側にクイナック(ロングドレス)、イシュトン(ズボン)、頭にシルクショール・金や銀のティアラ・胸飾りなどを身に着けます。

ブハラスタイル

ブハラ地方の踊りは、強い感情で満たされたような堂々とした踊りで、歯切れの良い手首の動きとバレルターン、深く背中を反らすフロアワークが特徴です。ブハラの民芸品である金の刺繍を施すお針子のマイムなどもあります。衣装はベルベット生地に金刺繍が施されたサアルドチャパン、またペショナバンドと呼ばれる平たいバンドを頭にするのが主流です。

ホラズムスタイル

「太陽の国」ホレズム地方の踊りは火神崇拝の古代の伝統を継いでいます。また、頭の動きや肩のシミーも独特でコミカルな要素を含み広く親しまれています。そのため、賑やかなパーティなどで多く踊られます。女性は頭と胸元にシャラシャラと音のするジュエリーをし、帽子には羽をつけ、男性は羊の毛でできたカラクル帽子を被ります。「ラズギ」はユネスコ世界無形遺産に宣言されています。

スルハンダリアスタイル

ウズベキスタン南部に位置するアフガニスタン、トルクメニスタン、タジキスタンンに隣接するスルハンダリアは、イスラム教以前のゾロアスター教やシャーマニズムなどの影響、また仏教伝播の道筋にあった地として、仏教遺跡郡なども残る地です。衣装は刺繍が施されたドレスとズボン、男性はジャンダ織りのチャパンを着るのが特徴です。その土着文化は世界無形文化遺産に宣言されています。

サマルカンドスタイル

シルクロードのオアシス都市として栄え、「東洋の真珠」「青の都」と呼ばれる地、サマルカンド。ブハラ同様タジク系民族も多く住み、マコム音楽やタジク語の歌に合わせて踊られることもあります。
衣装は様々で、刺繍衣装の模様はメダリオンと呼ばれる円モチーフや花のデザインが多い。素朴な可愛さがあり大変人気があります。

カラカルパクスタイル

ウズベキスタンの最北西部の秘境カラカルパクスタン自治共和国。カザフスタン、トルクメニスタンと接する乾燥地域で、古代ホラズム王国の遺跡や、砂漠の大自然も見所です。カラカラカルパク語で「黒い帽子」を意味するカラカルパク。独特な刺繍やカラフルなビーズなどの装飾品も魅力的で、サウケレという高差のある帽子を被ります。踊りは鷹を表す動きや、手首の柔らかさが特徴の一つです。

SHARE

おすすめ記事

Twitter Facebook Instagram