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音楽 / Music

カルチャー / Culture

伝統音楽

歴史はとても古く、ペルシャ、トルコなどの広い地域の影響を受けてウズベキスタン音楽が生まれています。タシケント、フェルガナ、ブハラ、ホレズムなど地域によってそれぞれ音楽に特色があり、伝統、習慣、日常の生活、結婚式などに関連したメロディーと歌がほとんどです。

演奏には伝統楽器が使われ、弦楽器の種類が多いのが特徴です。ドゥタール(二弦)タンブール(四弦)ギジャク(四弦)ルバーブ(五弦)と弦の本数によって異なる楽器、琴のようなチャングなどで演奏されます。管楽器ではカルナイ、打楽器では大きいタンバリンのような外見のドイラも加わります。
ナウルーズや、儀式、結婚式などでは踊りも加わり、音楽と踊りで華やかに盛り上がります。

現代音楽

ソ連時代から現在に至るまで、不動の人気を誇るのはフォークロックバンド「YALLA(ヤッラ)」です。1970年に結成されたジザク州ウチクドゥク出身のバンドで、リーダーのFarrukh Zakirov(ファルフ・ザキロフ)はソ連時代当時よりウズベク人としてのアイデンティティを持っていたこともあり、彼らの故郷を歌った「Uch kuduk(ウチクドゥク)」や、「Shahrisabz(シャフリサブス)」、「Moy Uzbekistan(モイウズベキスタン)」、「Chayhana(チャイハナ)」など、ウズベキスタンを中心に中央アジア、トルコなどの文化を取り入れた歌詞を歌っています。

独立後からはウズベキスタンポップスも多く聴かれるようになり、人気の歌手やミュージシャンも多く生まれました。シャフゾーダソグディアナなどは、ウズベキスタンポップスを代表する有名歌手です。AnoRa(アノーラ)は日本で活躍しているウズベク人歌手として、小泉元首相の前で歌を披露した実績もあり、日本語力、歌唱力ともに評価が高く人気です。

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