Visit Uzbekistan
ウズベキスタンの旅と文化の情報広場

自然 / Nature

カルチャー / Culture

乾燥地帯

中央アジアの中心に位置しているウズベキスタンは、北にカザフスタン、東にキルギス、南東にタジキスタン、南にアフガニスタン、西にトルクメニスタンと国境を接しており、中央アジアで3番目の広さを持っています。ウズベキスタンの全面積のうち、80%は乾燥地もしくは半乾燥地帯というように圧倒的に乾燥地帯の割合が多く、中央アジア最大のキジルクム砂漠が広がっています。
キジルクム砂漠は、アムダリア川とシムダリア川との間に位置し、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンにまたがり、オアシス周辺では、果物などの栽培や羊を中心とした放牧をしています。
また、ウズベキスタンは海へ出るのに国境を2つ渡らなければならない二重内陸国で、二重内陸国は世界でウズベキスタンとリヒテンシュタインの2ヶ国のみです。

オアシス地帯

中央アジアには、広大なステップ草原を移動する遊牧民と、乾燥地域でありながら水が豊富なオアシス地帯に農業をもとに定住する定住民とが住んでいました。ウズベキスタンは早くからオアシスに定住化が進んでいることから、野菜や果物、穀物などが豊富に採れる気候だということもわかります。冬の土地凍結もほとんどなく、中央アジアの中では最も過ごしやすい国だと言えます。
ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスにまたがる天山山脈や、ジザク州ザーミンなどの多くの地域では、澄んだ空気、多くの緑、清らかな水、数多くの花々などを感じることができ、砂漠地帯が広がっている国であることを忘れてしまいます。

気候

典型的な大陸性気候で、夏は非常に暑く、冬は寒いです。気温差も激しく、非常に乾燥しています。
7月初旬から8月中旬ぐらいまでは「チッラ」と呼ばれる酷暑期を迎え、西部のヒヴァやブハラなどの地域では、45℃以上になることも珍しくなく夏の降水量は非常に少ないですが、冬は降雪がある年とない年に大きく分かれます。3~4月は春らしさを感じ、9~10月は過ごしやすい時期です。

SHARE

おすすめ記事