旅の基本情報 / General Information

トラベル / Travel

気候

夏は暑く冬は寒い、典型的な大陸性気候。年間を通して乾燥している。
7月初旬から40日間は「チッラ」と呼ばれる酷暑期があるが、空気も乾燥しているので、5月と8~10月は暑いが日陰に入ると過ごしやすい。
11～4月は寒い日が多くなり、12月中旬～2月は雪が降ることもある。

時差

－4時間（日本より4時間遅れ。サマータイムはない。）グリニッジ標準時間+5時間 (GMT+5)。

パスポートとビザ

日本国籍保持者の場合、30日以内の滞在はビザ不要。
ウズベキスタン滞在日数＋3ヶ月以上のパスポート残存期間が必要。

治安

ウズベキスタンの治安は比較的良い。人種的差別もなく、観光客目当ての組織的犯罪も少ない。
スリや置き引きなどの万国共通の注意は最低限必要だが、治安面では特に問題なく過ごせる。
観光地にはツーリストポリスがいて、観光客の安全を守っている。夜間の街は暗くなるので、旧市街はなるべく避けて大通りなどを通った方が良い。

電圧・プラグ

電圧：220V　周波数：50Hz
プラグ：ヨーロッパC型。ホテルによって異なるプラグの場合もあるので、マルチ変換プラグがあると便利。

電話・インターネット

タシケント空港で、旅行者用のプリペイドSIMカードを購入できる。
ホテルでは無料Wifiがあることが多い。
インターネットの制限があるため、LINEやMessengerはメッセージ送受信のみ可。
ウズベキスタンで一番よく使われる通信アプリは、Telegram(テレグラム)。

国番号

998

水

水道水は飲めないので、ミネラルウォーターを購入する。
ミネラルウォーターには、ガス(炭酸)入りとガスなしがある。

通貨

スム (Сўм / S oʻm)　1000スム＝約11.9円（2023年3月現在）

両替

政府の公定レートにより、レートはどこでも同じ。
ホテルの両替所での両替が一番便利。闇両替は違法行為なので、要注意。
一番両替の流通が良いのがUSドル。タシケントではUSドルのほか、ユーロや日本円も両替可能なところもある。
小額紙幣を用意し、スムを使う分だけその都度両替所で両替するのがおすすめ。

クレジットカード

VISAが一番使える場所が多い。
高級ホテルやレストランではカード利用可能な場所もあるが、一般的には「カードOK」の記載があっても使えなかったり、ウズベキスタン発行のカードのみ使用可能だったりすることも多い。

ATMキャッシング

ATMにお金が入っていないこともあるので、両替で現金を準備した方が安心。

祝祭日

1月1日：新年
1月14日：祖国防衛の日
3月8日：国際婦人デー（男性が女性に花を贈る習慣がある）
3月21日：ナウルーズ（伝統的な春の到来のお祝い）
4月22日（2023年の場合）：ルザ・ハイート（ラマダン明けのお祭り）
5月9日：追憶の日
6月29日（2023年の場合）：クルバン・ハイート（イスラム教の犠牲祭）
9月1日：独立記念日
10月1日：教師の日
12月8日：憲法記念日

アクセス

日本からは、成田空港からウズベキスタン航空直行便が週1便ある。他、アシアナ航空、大韓航空もソウル経由である。ヨーロッパよりも近く、思ったよりも比較的簡単に行ける。

滞在登録（レジストレーション）

外国人は宿泊ホテルでの滞在登録が義務付けられている。ホテルにチェックインの際に、パスポートを提出してレセプションで手続きしてくれる。
滞在登録を終えるとレシートのような小さな紙(外国人滞在登録証)をもらえるので、出国までなくさないように持っておく必要がある。出国時に滞在登録を確認されることも稀にある。

写真撮影

橋、軍事施設での写真撮影は禁止。近年、空港や地下鉄・鉄道の駅などの撮影は解禁されている。

タクシー

従来通りの交渉制のタクシー（白タク）もあるが、最近は配車アプリを使用してのタクシー利用が広がっている。乗車前に料金もわかるので、交渉の手間もなく便利。アプリはウズベキスタン到着後、現地のSIMカードを入手してからインストールをする。配車アプリはYandex Goが広まっている。

SIMカード

タシケント国際空港では、beelineとUMSなどのSIMカードが購入可能。

滞在中の緊急連絡先

在ウズベキスタン日本大使館　Embassy of Japan in Uzbekistan

女性一人旅でも安心！

「スタン」とつくと何となく治安を心配する人が多いですが、「スタン」は「国」という意味で「ウズベキスタン」は日本語で「ウズベク人の国」。治安とは全く無関係の言葉なのです。近隣諸国に潜むテロ集団などの流入の防止をはじめとした治安維持は、国としても徹底した政策を行っているので、安心して観光できます。

実際にウズベキスタンの街を歩くと、旅行前に治安を心配していた方は、心配していたことを忘れてしまうほどの街の穏やかさと明るさを感じることでしょう。
ウズベキスタンは治安も良く、女性の1人旅の方も多くいます。のどかで明るい国の雰囲気と伝統的な文化を満喫出来ます。
住宅街では、21時や22時過ぎでも子供達が外で元気よく走り回って遊んでいる光景を目にすることも、よくあります。
但し、どこの国にも共通しての貴重品などの管理について各自で気を付けることは、もちろん必要です。