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ウズベキスタンの旅と文化の情報広場

文化 / Culture

カルチャー / Culture

踊りと音楽が根付いた文化を満喫する

ウズベキスタンのライフスタイルは、「パーティーで始まり、パーティーで終わる」と言っても過言ではありません。親戚、近所の人、友達など、人との繋がりが強く、とにかく大人数で集まることが大好きです。皆で楽しく話し、時には困っていることを相談します。結婚式も大規模で、多い時は1000名以上招待することもあります。楽しい時間を大切にし、踊りも必須。

ウズベキスタンの人々に欠かせないのは「踊り」です。ウズベキスタンの文化では踊りは重要で、日本古来の楽器、琵琶に似たドゥタールやタンバリンのようなドイラなどのウズベク民族楽器で演奏する音楽に合わせて踊ります。自然を表現したヒヴァのホラズム舞踏などもウズベク舞踏の代表の一つです。レストランでも民族音楽のBGMと共に踊りだすウズベキスタンの人々を見ることもしばしば。踊りの輪に仲間入りして一緒に踊ってみるのも、旅の寄稿な思い出になるでしょう。

ウズベキスタンのおもてなし

ウズベキスタンの人々の旅行者への歓迎の心とおもてなしは、シルクロードが栄えた時代から何世紀にも続く伝統の一つです。
シルクロード東西交易の中心として栄え、オアシス都市だったウズベキスタンは、昔から人が多く行き交い繁栄をみせていました。その多くの訪れる人々に喜んでもらおうとする心は、その当時からずっと持っているのです。

おもてなしの習慣「メフモン」

ウズベキスタンには「メフモン」と呼ばれる文化があります。友人や新しい知り合いなどを自宅へ招待して、お食事などを振る舞っておもてなしをする習慣です。「メフモン」とはウズベク語で「お客様」を意味しています。
旅行中に知り合ったウズベキスタンの人々にメフモンへ招待されることも珍しくありません。体験できれば、現地の人々の生活なども実際に見られて、旅の充実度もさらに高くなります。

宗教が共存しているウズベキスタン

約100年近くソ連の支配下にあったその間は、無神論が唱えられていました。1991年の独立後と同時にウズベキスタンでイスラム教が復活しましたが、宗教は個人主義で他人に干渉しなく、個人の意見が尊重されています。
豚肉も食べずお酒も飲まず、ラマダン中にはきちんとお祈りする人もいれば、未だかつてモスクでお祈りしたことが1回しかないという人まで様々です。
仏教遺跡やゾロアスター教(拝火教)の遺跡も大切にされ、ロシア正教などのキリスト教も今も信仰されていたりと、ウズベキスタンでは多彩な宗教の顔が見られます。

日本との繋がりを感じる浪漫溢れる国

西はローマ、東は奈良へ繋がったと言われるシルクロードの中継地点ウズベキスタン。第二次世界大戦後のシベリア抑留時代に日本人捕虜が建設に携わったと言われるナヴォイ劇場がタシケント中心地にあり、ウズベキスタン南部のテルメズでは、考古学者の故加藤九祚氏による仏教遺跡発掘が有名です。タシケントやサマルカンドの大学では日本語学科で多くの学生が日本語を熱心に学んでいます。親日国家のウズベキスタンでは、日本とウズベキスタンの交流によって心に残る貴重な体験の1ページを増やせます。

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