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テルメズ / Termez

エリア / Area

テルメズは、ウズベキスタン南部スルハンダリヤ州の都市と行政の中心地です。テルメズとテルメズ周辺は、ゾロアスター教、仏教、イスラム教など、様々な宗教に関連した歴史的名所が数多く残っています。

考古学者によると、テルメズは、紀元前1,000年頃からできたとされています。仏教はグレコバクトリア帝国時代にテルメズに伝わったと考えられていて、数千年にわたり、この都市はアケメネス朝、アレキサンダー大王、クシャン朝など多くの王朝によって統治され、2世紀クシャン朝時代に最も栄えていたと言われています。市内及びその周辺には今でも仏教の建物があり、博物館にはこの古代宗教に関連した出土品が数多く展示されています。

日本人考古学者の加藤九祚(かとうきゅうぞう1922-2016年)は、テルメズでのカラテパ遺跡を中心とした仏教遺跡発掘に尽力し、生前数多くの貴重な発見をし、ウズベキスタンと仏教遺跡発掘の歴史に多大な貢献をしました。

MUST TO VISIT

カラテパ

「黒い丘」と言う意味を持つカラテパは、中央アジア最大級の仏教遺跡として、現在も考古学者に注目を浴びています。カラテパは、1世紀半ばもしくは2世紀頃とされていて、今でも発掘作業が継続されています。約8haもの非常に広大な遺跡の中には、日干し煉瓦で造られた僧院と仏塔、横穴式僧房などがあり、古代の当時の生活を知る上で貴重な遺跡です。

ファヤズテパ

丸い仏塔が目印の、紀元前1世紀1世紀頃に建てられたと言われている仏塔と僧院の遺跡です。

9世紀以降この周辺は破壊され、最終的に砂丘に姿を消しましたが、1968年、この地域で仏像が発見されました。それ以来、この地域は徹底的に調査され、修復されてきました。

かつては、寺院、修道院、家事のための部屋の3つの大きな建物と中庭がありました。驚くほどのその壮大さと当時のデザイン性は目を見張るものがあり、粘土の仏像、コイン、皿、さまざまな家庭用品、蓮の像が描かれたランプなど、他の古代の遺物が発見されました。

中庭の中心では、静けさと精神的な調和のポーズで神聖な菩提樹の下に座っている「釈迦如来像」が発見され、現物はタシケント国立歴史博物館で展示され、テルメズ考古学博物館ではレプリカが展示されています。

テルメズ考古学博物館

テルメズ及びテルメズ周辺から発掘された出土品が数多く展示されている博物館で、仏教遺跡関連について学ぶには貴重な展示品が多いです。ファヤズテパで発見された釈迦如来像のレプリカが展示されています。この地で死の直前まで発掘作業を続けていた日本人考古学者の加藤九祚のメモリアル展示室も設けられています。

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